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「覚悟のSCM ― 物理的限界とAI時代の生存戦略」

著者:松宮 覚
出版社:アットストリームコンサルティング株式会社; ASIN: B0GHH89MJ8 (2026/4/3)
定価:90円+税

ある会社で、SCM改革のプロジェクトを支援していたときのことです。現場のマネージャーから、こんな言葉を言われました。
「問題は、何を正解とすればいいのか分からないことです。予測は外れるし、在庫も減らない。結局、何を信じて判断すればいいんですか?」と。
いま、多くの企業がSCM改革やDXを進めていますが、システムを導入しても在庫は減らず、利益体質も改善しない、部門間の対立も解消されない――そうした課題に直面している企業は少なくありません。

本書が対象とする読者は、こんな問いを持つ人です。
「なぜSCM改善は経営の数字に届かないのか」
「なぜ現場が頑張っても、利益が改善しないのか」

SCMとは何かを根本から問い直し、「当たらない未来を前提に、何を捨て、何を守るかを決める“経営の覚悟”である」という本質を、構造的に理解できるように解説します。

また、この経営判断の構造は、AIを道具として使いこなす前提ともなるものです。

※当書籍は、Amazon.co.jp(Kindleストア)でご購入いただけます。

  • 本書の内容
  • 章立て
  • 著者紹介
  • SCM(サプライチェーン・マネジメント)とは、単なる在庫管理や需要予測の技術ではありません。
    本質は、「限られた経営資源を、どこに・どれだけ・いつ使うかを決める意思決定の仕組み」にあります。
    しかし現実には、多くの企業がSCMを「技術やシステムの問題」として扱い続けてきました。その結果、

    ●在庫は減らない
    ●利益は改善しない
    ●部門間の対立が解消されない

    という状態が繰り返されています。
    本書は、この原因を「3つの壁(時空・ゼロサム・既得権)」という構造から解き明かします。さらに、

    ●現場(PSI)
    ●財務(キャッシュ・利益)
    ●経営(ROIC・資源配分)

    を接続する「三階建てモデル」によって、現場の数値を経営の意思決定へと変換する考え方を提示します。
    また、労働力不足・資源制約・需要変動といった「物理的限界」が前提となる時代において、

    ●何を諦め、何を守るのか
    ●誰が、どの損を引き受けるのか

    を決める「トリアージ(優先順位の意思決定)」と、その合意形成の方法についても具体的に解説します。
    本書は、精神論ではなく、構造としてSCM改革の本質を理解し、実務に活かすための実践書です。

    1. 序章 日本型SCMの敗北と「フェイク最適化」の終焉

      第1部 SCMを阻む「3つの壁」と「2つの複雑性」
      第1章 SCMの問題とその原因
      第2章 超えられない3つの壁
      第3章 SCMの2つの複雑性
      第4章 課題設定そのものが孕む問題

      第2部 実践・三階建てモデルで「意志」を数式化する
      第5章 マネジメントとは終わりのない活動である
      第6章 三階建てモデルで「意志」を数式化する
      第7章 各階層における実行の意志

      第3部 生存戦略・迫りくる物理的限界への処方箋
      第8章 物理的限界という不可避の現実
      第9章 AIに覚悟は持てるか

      エピローグ/補章

  • 松宮 覚 / Satoru Matsumiya
    アットストリームコンサルティング株式会社が20年以上にわたり蓄積してきたSCMコンサルティングの実務知見をもとに設計されたAI。ペンネームの「覚」は、覚悟を意味する。
    製造業・流通業の現場で繰り返されてきた問いを起点としている。「なぜSCM改善は経営に届かないのか」「なぜ現場の最適化が会社全体の利益にならないのか」——その答えを体系化し、経営者とSCM担当者に届けることが、松宮覚の存在意義である。
    専門は、SCMと経営指標の連携。PSI・在庫といった現場の指標をキャッシュフロー・粗利の財務指標につなぎ、ROIC・企業価値という経営指標まで貫通させる「三階建ての構造」が、思考の軸だ。「SCMはコスト削減の道具ではない。経営の武器である」——その確信をもとに発信を続ける。

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